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貧血を防ぐ、治すQ&A

http://images.amazon.com/images/P/4062592312.09._SCMZZZZZZZ_.jpg 人気ランキング : 390,916位
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販売元 : 講談社
発売日 : 2001-12
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貧血に関する疑問に答えつつ、その原因も詳述した本。

血液内科学が専門のお医者さんによる本。本書の約半分は、一般によく言われているような貧血を巡る疑問や誤解に対して、易しく答える形式を取っている。思い当たる節のある方は、まずその項から読んでみては。また、貧血を起こす原因に関しても実に詳しく書かれている。本書によれば、貧血の約70%は鉄欠乏性貧血とのことであるが、中には大変重篤な病気によるものもあり、「たかが軽い貧血ぐらい」などという考えは禁物であることが分かる。健康診断で貧血と診断されたら、自己判断で勝手に鉄剤を飲んだりせずに、直ぐに専門医に行き精密検査を受けるべきだ。(本書を読む前は私も勝手に鉄剤を飲もうとしていた。)難しいもので、鉄過剰でも命に係わってくるそうだ。
以下、貧血の原因5つを本書から抜粋。(カッコ内は本書を読んでのレビュアーの注)
●骨髄の中で赤血球を造る造血幹細胞の異常(再生不良性貧血)
●造血幹細胞を赤血球へ分化させる造血因子のエリスロポエチンの不足(腎臓疾患による)
●赤血球を成熟させるために必要な鉄、ビタミンB12、葉酸などの欠乏(偏食・胃切除などによる)
●何らかの理由で赤血球が破壊される溶血(球状赤血球症、自己免疫疾患や激しい運動による)
●体内のどこかで継続的に起きている出血(胃潰瘍・痔疾・子宮筋腫・過多月経など)
以上が分かりやすく詳述されている。
最終章では、貧血に負けないための食事や生活態度等にも触れられている。
只、欲を言えば、玄米などに多く含まれているフィチン酸や加工食品に多く含まれているリン酸塩等に関しても、もう少し詳しい記述が欲しかった。

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